2023.01.10
格好いいジャケットの10周年を共に [TSURUGI JACKET]
ニセコにて「backcoutry guide」を運営。北海道のほかに月山、立山にも拠点をおいているTeton Bros.アンバサダーの堀江 淳氏より「Tsurugi Jacket」についてのインプレッションが届きました。
堀江 淳 [ JUN HORIE ]
https://bcglide.com/?fbclid=IwAR25nSl9gvy--wUyHIRuCOPM96hhZBZ1lPo9YjqDH4j9F7CIs_--BR50Sn0
自分にとって「格好いい」は、全てにおいて最優先事項である。価値観の違いで感じ方に差はあるが、上手くても、強くても、機能的でも、とにかく格好悪くてはダメ。もちろんウェアの場合、デザインそのものの良し悪しはあるが、それを着る人の着こなしのセンスも左右されることは大前提である。
僕が初めてTsurugi Jacketに出会った時の印象は、まさに「格好いい」。シンプルで無駄がなく、自分の活動にフィットする機能性にも惚れて、以来着用し続けている。
この10年間、マイナーチェンジをしながら進化し続けているが、新開発の「Täsmä」によって耐水性と撥水機能がさらに強化され、ストレスフリーな着心地になっている。具体的には軽さとストレッチ性で非常に動きやすい。
自分は真冬のニセコ、春の立山で主にバックカントリースキーガイドとして、時にアルペンスキー、時にテレマークスキーで活動しているが、過酷な条件下での激しい動きの中でのニーズに快適にそして最適に応えてくれるジャケットとして、常に全天候で愛着している。
特にTäsmäを採用してからは、使用エリア(標高)にもよるが、夏山でのアウターとして、時にはレインウェアとしても着用する事もあり、季節毎のベースレイヤーはじめジャケットの下に着るレイヤーとのコンビネーションによって、使用できるシーズンが長くなっている。
Tsurugi Jacketに関してときどき耳にするのは、「格好いいし可愛いけど、ハーフジップのプルオーバーは着用しにくい」とか「生地が薄くて寒そう」というプルオーバーに対するネガティブな声だ。
だが、ハーフジップは正確には3/4ジップで、開口部が大きく着脱がスムーズ。着用時はかぶる~閉める、のツーアクションで、腹部にジッパーが無いためにスマートに着こなせる事と、バックパックのチェストストラップ及びハーネスとの干渉もなくストレスフリーな着こなしができる点も気に入っている。しかもジッパーのセッティングが斜め方向で、顔に直接当たらないという着心地の良さがある。
私が主宰する「backcountry glide」は実はTsurugi Jacketと同じ10周年をむかえる。
互いにこの10年間の歩みの中で皆様に支えられ、フィードバックを積み重ね少しずつ進化している。Tsurugi Jacketの歩みはbackcountry glideの歩みと勝手に決めて、「世界で一番Tsurugi Jacketが似合う男=Mr.Tsurugi Jacket」とこれまた勝手に決めて、これからも着続けたいと思っている。そんな意味を込めて、格好いい剣岳に格好いいTsurugi Jacketと共に登って来たというわけである。
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